何に「拘り」ますか?
オークションの出品文を読んでいると
「ビーシュリンプとの掛け合わせや混泳は一切しておりません」とか
「国産シャドーの純血個体です」と言う文字をよく見掛けますね
これは、そのブリーダーの「拘り」なのでしょうか?
それとも、ビー掛けは格下だと言わんばかりの批判なのでしょうかね?

純血を守る(ビーを掛けない)事が、必ずしも良い方向へ進むとは思えません
シャドーキングコングだけの水槽では、日の丸やモスラはおろか
パンダすらなかなか生まれて来ませんし
それどころか、表現は白い部分が少なく成り、フルブラックがたくさん生まれてきます

シャドーが世間にお目見えした頃、殆どの個体がキングコングでした
やがてビー掛けが流行し、パンダやVバンド、日の丸が出現し市場が賑わいました

ターコイズにキングコングやパンダを掛けても、モスラはなかなか生まれて来ません
シャドー・モスラを効率良く創るには、ビーのモスラの力を借ります

シャドー日の丸は、ビーの日の丸から導きます

抱卵個体は、いつ見てもワクワクしますね

レッドシャドー・モスラ、ヒゲの付け根が白いところがお気に入りです

紹介してるエビ達は、同一水槽の個体達です
この水槽の親サイズのビー表現は、シャドーXビーのF1にシャドーを掛けたF2個体です
上の写真のビー表現が抱いてる卵の中に、赤い卵と黒い卵が有ります
この黒い卵からシャドーが生まれます
F2からも、多い時は10匹くらいのシャドーが生まれます

ブルーの濃い個体を作る為の試行錯誤は続きます。

切れの悪い写真が続いていますが
この水槽、以前肉食魚を飼育していた900X600X600 厚み10t のアクリル製でキズだらけです
厚み10t のアクリルと言うだけで、至近距離から写真を撮るのは辛いです

写真では分かりずらいですが
この水槽、稚エビの生存率が抜群で現在絶好調なんです
セットしたのは2011年12月23日
プラチナ・パウダーを16リットルとアママゾニア・パウダーを4リットルでスタート
プラチナを奥の方に敷き、アマパウを手前に敷いています
重ね敷きしていないと言う事です
濾過はエーハイム2217とテトラ・ブリラントスパーフィルターを2基使用
底面フィルターは使っていません
ヤマトヌマエビを10匹入れてスタート
2012年3月末からシャドーとビー掛けF2を少しずつ入れて行きました
5月の終わり、稚エビが残らないし親がポツポツ死んで行くので
エーハイムを外して、ブリラントを2基追加して、濾過はブリラント4基のみとしました
エーハイムを外した事や、ブリラントを2基追加した事に何の意図も有りません
この水槽(水量300リットル)に、この濾過(2217+ブリラント2基)では
濾過不足と考えるのが妥当でしょうが、あえて逆の事をしてみました
エビが調子を崩した時、何をどうすれば良い方向に進むのか、何年やっても分かりません
エビには、飼育の方程式が無いのです
2013年3月現在
スタート時には満水にしていた水位も、今では半分にしています
濾過はテトラ・ブリラントスパーフィルターを4基
ソイルは、アマパウを少しずつ足して合計9リットル入っています
プラチナは16リットルのままです
添加剤は、ミネリッチを使っています
セットして3ヶ月が経った頃にエビを入れるのですが、入れる前に水を全部換えます
その時に、水道水のTDSが60ppm前後なので、100ppmに上げる為にミネリッチを使います
不定期に足し水をします、1リットル~多い時で2リットルです
リセットのタイミングですが、いまだに分かりません(笑)

絶好調の水槽に肖って、同じ方法でセットして見ました
中央から奥よりにプラチナ・パウダーを16リットル敷きました

中央より手前にアママゾニア・パウダーを9リットル敷きました

水槽サイズは1200X450X450です

濾過はテトラ・ブリラントスパーフィルターを4基

バクテリアの増殖はメダカにお願いしてます
スポンサーサイト