レンズフードが必要です
自作の黒板(艶消し)をレンズに装着しています水槽の写真を撮ると、撮影している自分や、周りの物が映り込んでしまいます
写り込まないまでも、なんか写真がスッキリしない
それは、他の水槽の光の乱反射だったりします
この黒板は、それらを軽減して、出来るだけ綺麗な写真を撮る為の物です

中央に穴を空けて、黒く塗った段ボールです
レンズフードがストッパーです

【 写真 A 】
黒板を使わずに撮影ウイローモスのレッドビーの左方に写り込みがあります (画像は、左クリックで大きく成ります)

【 写真 A 】 と同じ写真です
青く囲んだところに写り込みがあります
黒板を装着して撮影写り込みがなくなっています

【 写真 B 】
黒板を使わずに撮影ちょっと分かりにくいですが
よく見るとソイルの部分(エビから下の部分)に、うっすらと霧が掛かったような写り込みがあります
この写り込みは、エビの部分にまで達していて、そのせいで
ピントの制度が落ちています
写り込みにピントが合ってると言う事です

【 写真 C 】
黒板を装着して撮影【 写真 B 】 と比べて見て下さい
写真下部のソイルの黒さや、水の透明度までが違います
黒板で映り込みが軽減されて、よりクリアな写真に成りました
撮影データーは、写真 B・C 共に、絞りF 5.6 シャッター速度 1/125秒 ISO 1600
(露出は【M】マニュアルモードによる任意設定です)
ライトは、直管式LED蛍光灯:9W昼光色1灯+9W昼白色1灯
カメラ Canon EOS 40 D
レンズ EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM 
黒板の作り方を紹介します
段ボールを使います
今回は、570 × 450 サイズと 550 × 400 サイズで作りました(サイズは適当です)

レンズかフードを使って円を描きます

カッターで切りますが、円は少し大きめに切ります
ズーム出来るように少し大き目です

後は、黒く塗るだけです

ズームレンズ用とマクロレンズ用です
黒は黒でも、艶消し(ツヤケシ)の黒を塗ります(スプレーしました)
ツヤケシに意味があります
艶ありだと乱反射します
プラダンは無いよりましですが、立ち位置によってはプラダンが写り込みます

完成

水草は、ジャイアント南米ウィローモスとルドウィジアです